下駄のお手入れ方法

下駄のお手入れ方法

水に濡れたとき

花緒や台が濡れてしまったときは、風通しの良い日陰でよく乾かしてください。
直射日光の当たる場所での乾燥は、急な温度変化により木材が割れたり、反ったりする恐れがあるためおやめください。

花緒が汚れたとき

柔らかいブラシなどで汚れを落とし、ぬるま湯で絞った布で優しく拭いてください。
花緒の生地によっては染料が滲んでしまう場合があるので、まずは目立たないところでお試しください。

台が汚れたとき

台の汚れが目立ってきたら、塗装していない白木仕上げの下駄やサンダルの場合は、ホームセンターや100円ショップなどで販売されている#240〜#320程度のサンドペーパーで表面を軽く研磨すると、木肌を美しく保つことができます。

クリア塗・黒塗・焼塗などの塗装した下駄やサンダルは、ぬるま湯で軽く湿らせた布で拭いてください。
汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を薄めて軽く湿らせた布で拭くときれいになります。

他にもこんなときは…

• 木が欠けてしまったとき

木が欠けた場合、破片を接着剤などで貼ると修復いただける場合があります。

• 底ゴムが削れてきたら

底ゴムが大きく削れてきた場合は、木が削れてしまう前にお取り換えいただくことをお勧めします。ご希望の場合はご相談ください。

• 花緒が傷んできたら

花緒の交換が可能な商品もありますので、ご希望の場合はご相談ください。

下駄の保管方法

汚れを落としてから陰干しした後、風通しがよく湿気の少ない場所で保管してください。
汚れや湿気を帯びた状態で保管すると、変色やカビの原因になってしまうので注意です。